こんなお話しです
・クラブでお持ち帰りされたのに、手を出されないばかりか超絶紳士ケア・・!
・あまのじゃくな私が思わず良い子になっちゃう優しい大人の立ち回り
・予約の難しい人気のレストランの特等席をあっさりと予約できちゃう謎。。
→かえでさんのこちらの恋愛もチェック!
カラダの関係から始まったけど – 既婚者を好きになっていた話:かえでさん(女性・30代前半)
プロフィール
ご本人 | 女性 | 20代前半 | かえでさん ・女性 20代前半 独身 大学生(当時) ・上海生まれ、日本育ち ・お酒とクラブ遊びが大好き ・ダメと言われるとやりたくなる天の邪鬼な性格 | |
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お相手 | 男性 | 40代後半 | ・男性 40代後半 バツイチ 会社員 ・シンガポール在住のインド系イギリス人 ・外資系大手銀行のCxO ・誠実で優しい紳士 娘がひとり居る | |
期間 | 2年6ヶ月 |
クラブ遊びの女子大生とイギリス人紳士 – 目覚めたらベッドの上で:かえでさん(女性・20代前半)
出会い: クラブで寝ちゃった私をお持ち帰り。でも・・
大学生の頃の私はすごいお酒好きで、いろんなバーやクラブで遊んでいました。ある時、六本木のクラブに遊びに行って、そこで友だちの紹介で彼と出会いました。彼は「一緒に飲もうよ!」と誘ってくれて、大学生の私は結構イケイケで高飛車というか(笑)気も強かったので、「VIPにテーブルあるなら一緒に飲むけど!」と返したら、「もちろんテーブルあるよ。」と連れて行ってくれました。彼は会社の人達と来ていて、聞けば外資の大手銀行の偉い人だそう。シンガポール在住なんですが、東京のオフィスの視察のため出張で来ているということでした。
それで、どんどんシャンパンも開けてくれて、いっぱい飲んで酔ったんですが、ちょっとお手洗いに行った時に疲れて寝てしまったんですね。その日結構早い段階から飲んでいたので。そのクラブは割とよく遊びに行っていて、スタッフもみんな私のことを知っていてケアしてくれるので大丈夫なんですが、その彼もトイレの前で30分以上待ってくれていたんです。彼は「友達がお手洗いからでてこないんだけど、見てきて欲しい。俺が面倒見るから。」とスタッフに頼んでくれて、でもスタッフは「お店側で面倒見るから大丈夫です」と。スタッフはこの人がどういう人かしらないから、私を守ってくれたんですね。でも最後は彼がスタッフに名刺を渡して自分の立場を説明した上で、「これで私の連絡先もわかって、何かあったら訴訟することもできるから、彼女を出してくれ。」と言ったそうなんです。
そこまでするなら・・ということでスタッフも了承して、私をタクシーに乗せてくれて、私は彼の止まっているホテルに連れて行かれました。そこは都内でも有名な高級ホテルで、彼は出張でいつも使っているらしく、そこのホテルスタッフも彼のことはみんな知っていました。彼はスタッフに「この子、酔ってるからケアしてあげてね。」と伝えたそうです。
超絶紳士ケア: お持ち帰りしたのに何もしてないどころか・・
私がハッと目を覚ました時、クラブの中で起きると思ってたんですが、ベッドの上でした。そこはホテルの高層階で、窓からの景色がめっちゃキレイで、しばらく固まっていました。小公女セーラのワンシーン??みたいな(笑) 私はこんな経験したことなかったですし、訳わからんけど、とりあえず逃げよう!と思って、ふと見たら彼がソファーで寝てました。
とっさに「あんただれ?」って言ったら、彼は戸惑っていました。そして、「あ、君覚えてないんだね。あったときにはもう仕上がってたからね(笑)」と言いました。それから彼は何が起こったかを全部説明してくれました。私はパジャマに着替えさせられていたんですが、それも彼はスタッフにやってもらったそうで、私の体は見てないから安心してねと。それから、「君がまだ気持ち悪そうだったから、吐いてなにか喉に詰まらせないか心配だったから、見守っていたよ。」とも言いました。一晩中ずっとですよ!
その後、目も覚めてきて、そろそろ準備して出ようかどうか迷っている時に、「ちょっと俺ミーティングがあるので、出かけてくるね。部屋は好きに使って良いから。シャワーしても、ルームサービスでなにか頼んでも良いし、必要なものがあればスタッフを呼べばなんでもしてくれるからね。」と言って、彼は身支度を始めました。あと、また会いたいから連絡先だけ教えてと言われて・・ここまでしてもらって断るわけにもいかないし、良い人だとわかったので、教えたら、彼は出かけていってしまいました。
それで、その後は彼の言う通りお風呂入ったりご飯を頼んだりしても良かったんですが、、私ってちょっと天の邪鬼で、ダメと言われるとしたくなっちゃうんですけど、あそこまで「なんでもしていいからね!」と言われると、逆にしたくなくなっちゃうというか(笑) そこで私は、彼に手紙だけ書いて出ていきました。「昨晩は助けてくれてありがとう!無事におうちに帰れます」って。そしたらその30分後くらいに、彼がミーティングから戻ってきたらしくて、「部屋に戻ったらまた会えると思ったけど残念。。でも素敵なお手紙ありがとう!来月もまた日本に来るから、絶対会おうね!」とメッセージが来ました。外国人って社交辞令が上手でそういうこともよく言うので、その時は本当に「また会うのかなぁ?」と思って、話半分で聞いていました。
正式なお付き合い: 優しく与えてくれる、たくさんの気づき
それでも一応、彼からの連絡を待っていたら、一ヶ月後に本当に連絡が来ました。「出張で行くから、この日は空いてる?」って。それで、銀座の高級レストランでご飯を食べたんですが、その2回目のデートの後で、ちゃんとお付き合いしようということになりました。彼からは本当に教わることが多くて、ステキな人と出会えたなと思っています。
例えば、私が最初にあったときのことでどうしても気になっていたことがあって。。クラブで知り合って、素性もよくわからない女の子を部屋に連れ帰って、しかもその子を一人にして出ていったわけですけど、もし私が悪い人だったら、何かものを盗んだり、すごい豪遊しちゃったりする可能性もあるじゃないですか。実際彼は部屋を出ていくときすごく身軽な格好で出て行ったので。なので、彼になんでそんなことができたのか、聞いたんです。私が悪い子だったら、大変な目に合ってたかも知れないのにって。
そしたら彼は、「それなんだよね。俺は今まで色んな人に会ってるし、色んな経験もしているから、そんな俺が見て、君はそういうことをする人じゃないと思って判断した。もしそこで君が何か盗んでたりしたら、それは僕の見る目がなかったと諦めるしか無い。でもそうではなかったから、やっぱり俺には見る目があったんだと確かめられて、嬉しかったよ。」と笑って言いました。
この彼の言葉にすごく共感して、今では私も、自分がひどい目にあったら、運だとか悪い人にあたったとかもあるけど、自分が見る目がなかったんだなと思うようになっています。人生って憎しみも多いですが、自分の責任と考えることで解決できることもあるし、役立つ考えだな〜と思っています。
他にも、彼は私が仕事で悩んでいる時とかもモチベーションを上げてくれたり、「君はまだ20代で若いし、なんでもできるんだよ!」とか。彼が仕事でマネージャーもやってきているので、そういうのにも慣れているんだとは思いますが。やっぱり世界中飛び回ってるし、私よりも遥かに色んなことを知っているし、私に教えてくれる場面がたくさんあるんですが、でも彼がすごかったのは、それを私に話す時に、絶対に押し付けがましくないんですよね。
ある時、ドレスコードのある格式の高いフレンチのレストランに連れて行ってくれたんですが、テーブルにさっき開けたワインのコルクが置いてあったんです。で、私はその意味がわからないので、「邪魔なので下げてください」とスタッフに言ったら、彼は「ちょっと待って!(笑)」とそれを止めたあと、意味を説明してくれました。「これは、ワインが悪くなっていない、良いワインの証明なんだよ。ワインは空気に触れると香りが変わるんだけど、時間が立つにつれて香りも変化していくから、たまに香ってみると面白いよ」と。その教え方も嫌味がなくて、なんだか初めて歩けるようになった赤ちゃんに教えてるみたいな、柔らかい感じなんです。
辛かった思い出?: 自由にさせてくれすぎて
基本的に彼とぶつかることはなかったです。あまりにもなんでも受け入れてくれて(笑) それに付き合うといっても、直接会えるのは年に4回くらいのペースでしたしね。彼がいつも私に言っていたのは、「君の今の年齢は黄金時代なんだ。だから、その大事な時間を全部僕に注ぎ込まないほうが良い。もし良い人がいたら、行ったほうがいいと思うよ」ということです。で、私は天の邪鬼なので、反対に彼しか見えなくなっちゃうわけです(笑) 年に4回しか会わないのに。私からシンガポールに会いに行ければもう少し会えたかも知れませんが、とにかく忙しい人で、しょっちゅうどこかの国に行っていたので、難しかったですね。
彼はすごく稼いでいて金銭的な余裕がとてもあったので、彼が日本に来たら毎日のようにフレンチに連れて行ってもらいました。私がフレンチ大好きなので・・。でも滞在期間の最後の方は、「何食べたい?フレンチ以外で!」と言ってきていて、さすがに飽きたんでしょうね(笑)
ある時、「今日は何食べたい?どうせフレンチって言うんでしょうけど(笑) いくつかお店をリストアップしたから、ここから選んでね」と連絡が来て、その中に有名なフレンチレストランがあったので、そこを予約してもらったんです。それが夕方の5時。当然人気レストランなので、普通は予約を取ること自体大変なはずなんですが、普通に「7時で予約取ったよ〜」と彼から連絡があって。で、実際にお店に行ったんですが、そしたら一番良い席が取られていて、景色とかもめちゃくちゃキレイなところだったんです。改めて彼に、「え、予約って普通に取れたの?ここを??」と聞いたんですが、彼は白を切ってていて、「運が良かったね!」とか言うんです。別の時に彼の使っているカードを見る機会があって、詳しくわからなかったですが、多分ものすごくグレードの高い黒いカードでした。今から考えると多分そういうのの特典とかで優先的に予約が取れたり、良い席を用意してくれるとかだったのかもな〜と思います。
印象に残っているえっち: そこまで求めてくる人ではなかった
正直、体の相性で言うと、彼とのセックスは記憶に残るほどの感じは無かったです。初めてしたのは2回目のデートの時でした。一緒にご飯食べた後に用事があったので一旦彼と別れて、その後また会いに行ったら、なんかそんな流れになっていって。
彼はとても紳士的で、私に尽くしてくれるセックスで、初めてイかせてくれた相手でもあるんですよね。ただ、彼はそんなに性に対して欲望がなかったみたいです。その当時は私もまだ若くて、そんなに気持ちよくないし、まぁひとつのイベントごと、くらいにしか捉えて無くて・・。もう少し年齢を重ねた今は、ずっと貪欲になってるんですけどね(笑)
なので、せっかくリアルで会っても、セックスしないこともありました。ちょっとこれは私も不思議だったんですけどね。彼は結構なにを考えているかわからないところもあって、、多分、思慮が深すぎて。でも私に対して不機嫌になったことは一度もなかったです。絶対に嫌な顔をしたりしないんです。心がめっちゃ広いのか、思慮が浅いのか、それとも私の年がすごい下だったから、いちいち細かいことにムカつくことでもない、といった大人の対応だったのか。
それと、彼は出張で色んな国に行くわけですが、毎回「おみやげ買っていくから、言ってね!」と言ってくれるんです。で、やっぱり天の邪鬼な私は欲しくなくなっちゃうので、毎回「私に合うものを買ってきてね!」とお願いしてました。なんか、そういう性格なのを見透かされていたんですかね(笑) そんな感じで、向こうから先回りして言ってきて、私は結局何もできないみたいなことも結構ありました。
別れ: 栄転をキッカケに会えなくなって
彼は仕事ができすぎてしまって、ヨーロッパにある本店の偉い人に就任することになったんです。そうすると日本に来にくくなってしまうので、彼はその前に東京に寄ってくれて会ったんですが、それが最後で、その後は自然消滅になっちゃいました。最後にあってからも4年くらいは毎年誕生日にメールをくれていました。「誕生日おめでとう!君のことだからきっとたくさん飲んでるんだろうね(笑)楽しんでね!」という感じで。そのうちコロナになって、彼からの連絡が来なくなって。。どうしたんだろう?と思って、彼の仕事のメールとかにもメッセージを送ったんですが、そもそもメールも届かなくなっていて。共通の友人に聞いても、彼の連絡先はみんな知らなくて。。
そんな終わり方でしたが、たくさんのことを教えてくれた彼との時間は、大切な思い出になっています。
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