こんなお話しです
・留学先のカナダでステキな韓国人男性と出会い、日本の彼氏と別れる
・彼とカナダでキラキラした時間を過ごした後、遠距離恋愛に
・突然彼から「もう会えない」と連絡があり、音信不通に⤵ でもその後・・!
プロフィール
ご本人 | 女性 | 20代前半 | ようこさん ・独身 学生 ・ウソがつけない、ハッキリしたタイプ ・カナダ、アメリカへの留学経験あり ・現在は大手企業で働くキャリアウーマン | |
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お相手 | 男性 | 20代後半 | ・独身 韓国出身で、カナダへの語学留学生 ・大学卒業後に兵役を終えて、就職前に英語を学ぶために留学 ・出会った当時は就職先も決まっていなかった(羽伸ばし?) ・レディーファーストで優しくて、何でもしてくれる紳士 | |
期間 | 1年6ヶ月 |
新しい世界と突然の別れ – 韓国人彼氏との恋愛:ようこさん(女性・20代前半)
出会い: 留学先で彼がくれた安心感と、新しい世界への高揚感
私は大学で英語を専攻していたんですが、その学部では帰国子女なんかが多くて、みんな当たり前に英語が話せる環境でした。私は彼らに比べると全然話せないので、それに多少の劣等感を感じながら過ごす日々だったんですが、それを吹き飛ばすためには留学だ!ということで、大学3年生の春に2ヶ月間、カナダへの語学留学を決めました。
彼とはその留学先の授業で一緒になって、最初に会った時は別に顔がタイプとかでも無くて、友達という感じだったんですが、、留学あるあるだと思うんですけど、色んな国から留学に来ている中で、やっぱりアジア人同士はつるみやすいんですよね。ある時、彼の滞在している家でホームパーティがあって、それに他の友だちと一緒に遊びに行きました。
そのパーティで彼と話しているうちに、、もちろん英語で話してたんですが、まだうまく喋れなくて片言で(笑)でも、彼はひらがなや漢字もそこそこ読めたり、中国語も少しできたりして、いろんな形で意思疎通ができました。やっぱり留学先という、環境が大きく変わっている中では、コミュニケーションがとりやすい相手は特に安心感がありましたね。それに、お話しの内容自体は他愛もないことだったと思うんですけど、私にとっては初めて外国人と密に話すことができたという体験で、「彼なら自分が知らない、見たこともない世界に連れて行ってくれるんじゃないか」みたいな高揚感もありました。日本の日常生活から開放されて、フリーダム!になっていたところもあったかも知れません。
ちなみに当時、私にはもう数年間、付き合っている彼氏がいました。その彼のことはもちろん好きではあったんですが、その時は彼自身の夢を実現するために全力投球していて、私はあまり頻繁に彼に会ったりもできなくなっていて、ちょっとうまくいってなかったんですよね。
そんな留学先の環境や、新しい世界への高揚感、日本の彼氏との状況が重なったんでしょうか。私はカミナリに打たれたかのように、そのホームパーティで韓国人の彼のことが大好きになりました。私は思ったらすぐ行動に出るところがあって・・とにかく彼と一緒に居たくて。ホームパーティも深夜になるにつれて友達はだんだんと帰って行くんですが、私は「まだいようかな〜」って感じで、最後の一人まで残って・・そのまま彼と色々起こりまして(笑)その日のうちに彼と付き合うことになりました。
ちなみに彼はホームステイしていたんですが、その日はホストの一家がバケーションに行っていて、「留守中にみんなで騒ごうぜ!!」と集まっていた日でした。ホストのご家族には少し申し訳なかったですね。。(笑)
それから2ヶ月の留学期間が終わるまでは、彼と毎日遊びに行ったり、ショート・トリップしたり。学校は国立公園がすぐ近くにある自然豊かな場所で、バスで色んな所を回れたので、あっちこっちに行ってデートしました。彼はめっちゃレディーファーストしてくれて、荷物を持つよとか、ドアを開けるよとか、、別に私はして欲しいわけじゃないんだけど、紳士的でなんでもやってくれて、すごい嬉しかったです。そういうのって韓国の文化でもあるんですかね。
彼は私より5歳くらい年上でした。兵役が終わって、就職する前に英語を身に着けようというのと、多分ちょっと羽根を伸ばそうというのもあってカナダにやってきたようでした。留学の期間はあまり決めてなくて、けっこう長期滞在していました。
あと、英語で話さないといけない彼ができると、ほんと英語があっという間にうまくなりますね!(笑)色んなことを伝えたいですし、聞きたいですし。この2ヶ月はとにかく開放感があって、楽しい時間でした。それで、そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ去って、私は日本に帰ってきました。もちろん、彼と離れるのはとても寂しくて、「すぐに戻ってきてまた会いたい!」と思っていました。
彼と向き合うために: 日本の彼氏との別れと、周囲の偏見
さっきも言ったとおり、私は日本に既に彼氏がいました。で、私は留学中に本気で好きな人ができてしまったわけで。私はウソをつけないタイプだし、こんな気持で付き合ってるのも悪いからと、このことを彼氏に率直に伝えました。彼は夢を追って忙しくしてて連絡もあまり取れていない状況で、彼自身も私を多少放置してしまっている自覚はあったみたいです。「それでも別れるのは嫌だ。なんとかならないの?」と。
私は、その時は留学先の彼を好きになった感覚で、「本物だ」と思ってしまっているので、、「こっちが本物だ」と。なので、ごめんね、と彼に伝えました。そうしたら、「わかった」と言ってくれたんですが、最後にデートしてくれない?ということで、一緒にディズニーに行ったんですよね。もちろん、それまでにもディズニーには何度も一緒に行っていて、色んな思い出があるわけで、それでも私はもう次の恋に夢中になってしまっていて、、これで終わりね、と別れました。勝手なことですけど、思い返しても、切ないラストデートでしたね。。
実は、今でもその彼を夢で見てしまうくらい、この別れは私自身も自分が感じていた以上にしんどかったみたいなんです。いや、本当に勝手なことなんですけど、、その当時はこれで正解だったと確信していたわけで。でもとにかく、彼氏と正式に別れたことで、晴れて留学先の彼を好きって言えるなと思いました。
ただ、その日本の彼氏とのことは、私たち二人だけの問題に留まらなくて、周囲からの声も色々ありました。まず私の両親。彼と両親は当然なんども顔を合わせていて、彼はすごい良い人だし、両親は彼を気に入っていたんですよね。。なので、彼と別れたこと、韓国の人と付き合っていることを伝えたら、けっこう嫌な顔をされたのを覚えています。日本の彼を振ったことで、私が悪いやつみたいな(笑)「なんてことしてるの!」的な。それに、「韓国人の新しい彼氏・・?大丈夫?」といった反応でした。
それから、数年来の仲の良い友達。当然、日本の彼氏との付き合い始めからのことも全部知っているし、、当時はヨン様のブームが去ったくらいのタイミングで、韓国のイメージって今の若い子たちに比べるとまだあまり良くなかったんですよね。それに私の熱の入れようが半端なかったので、韓国に嫁いじゃうんじゃないかくらいの勢いで。結果、友達みんなに反対されました。「韓国に嫁いだ人のドキュメンタリー見たけど、大変そうだったよ!絶対やめなよ〜」とか。
それでも、両親や友達に何を言われても、私は揺るがなかったです。最後は私が選ぶしと。そこまで自分の中でも覚悟が決まっていました。というか、彼のためなら韓国で働いても良いくらい思ってました。
それで、その彼はまだカナダに居て、どうしても会いに行きたくて、めっちゃバイトして飛行機代だけ稼いで、ゴールデンウィークにまたカナダに飛んでいきました。
楽しかった思い出: カナダの冬山への旅行・A whole new world
今回は2週間の滞在でした。その頃、留学仲間は1つのアパートでシェアハウスで暮らすようになっていて、友達がその一室に私が泊まるところを用意してくれました。
その滞在中には、カナダの大きな山にスノボをしに行きました。それが私の人生初のスノボだったんですが(笑)。留学生たちの中には私達の他にもカップルができていて、彼らも一緒に行きました。私と彼氏も入れて、トリプルデートみたいな。みんなで同じモーテルで、カップルごとに部屋を借りて泊まって。スノボだけじゃなくてトレッキング的なのもやって、、5月のカナダの山って、まだまだ雪がたくさんあって、もう写真で見るようなすごい雪山でした。一応、歩きやすいように板道があって、めちゃめちゃ大変ってわけではないんですけど、そこでちょっと高山病になったりもして。でもやっぱりそこで彼が優しくしてくれて。
それで、ちょっと恥ずかしいんですけど、その時にずっと聞いていたのが、ディズニーのA whole new worldだったんですよね。なんというか、彼が本当に新しい世界につれてきてくれたなって感じて、、私はこうやって生きていくんだな、と思って。景色も美しすぎて、私の心に深く刻まれました。
でも同時に不安も大きくなっていったんですよね。その旅行が楽しすぎて、彼のことが好きすぎて、でもこの後どうなるんだろう。私もカナダの留学とは別で本格的に1年位は留学したいと思っていたし、彼もこの留学が終わったら就職とかもあるし、数年は一緒に暮らせないのはわかっていて。毎晩モーテルで泣いてて、どうするどうするって。それでも、自然がすごくキレイで、スノボも楽しくて、切ないし、でも楽しいしで、色んなものがごちゃまぜになって思い出に残ってます。
2週間の滞在の最後、空港で泣きながら日本に発ちました。彼も一緒に泣いてくれていました。本当に大好きだし、ずっと一緒に居たいねと。まだお互い学生だったので、将来どうするとか、結婚とかっていう話はお互いにしていませんでしたが、帰った後も付き合い続けて、いつかは結婚の話にもなるんだろうなと思っていました。今振り返ってみると、この時は学生特有の、まだ現実を見ていない、知らない感覚があったかなと思います。今だったら、彼はまだ仕事もしてないし、この人とって、ちょっと冷静に考えると無理!と思ったかも知れません(笑)。でも当時は、ただただ恋愛だけに目を向けて「この人を好きだ」と言えて、これは貴重な体験だったと思います。
このときの映像と気持ちは今でも鮮明に思い出せるくらい特別です。誰かを好きな気持ちってこんな感じなんだって、人生で一番強く感じられた瞬間でした。
国際遠距離恋愛: 寂しいけど順調!
それで日本に帰ってきて、長期の遠距離恋愛が始まったわけですが、当日はスマホが出たての頃で、私はまだガラケーだったんですよね。当然LINEとかも無いので、やり取りはメールが基本でした。Skypeもあったんですが、そもそもカナダ↔日本は時差もかなりあるので気軽には話せなくて、週1くらいでSkypeしつつ、普段はPCのメールでやり取りして、好きだよ、とか、こういうことがあったとか。これ自体が英語を書く練習にもなって、楽しかったですけどね。
そうやってやり取りを続けて、次の秋頃になって、今度は彼が韓国に帰っていきました。そうすると時差が1時間になって、多少やり取りは楽になったんですけど、今度はそこから彼の就活が始まって、忙しくなっちゃったんですよね。それで連絡がまた取りづらくなっていきました。まぁでも、私は全然信じて疑わなかったので、メールでちょこちょこ連絡を取り合っていました。
そのうち、彼の就活がうまく行って、、給料も良いお仕事だったみたいです。で、彼がそのお仕事の修行をはじめるとかで忙しくしていて、私もがんばれーと応援していました。そこから半年くらい、日本↔韓国の遠距離恋愛が続きました。そんなにいっぱい電話はできませんでしたけど、それでもやっぱり週1くらいのペースで話して、、寂しかったですけどね。私は大学生で、彼氏は居るのに遊びに行けない的な。
その間にも、彼が日本に遊びに来てくれたことが1〜2回ありました。距離的にもだいぶ近いですし、週末に旅行でって感じでした。それで観光がてら大学に連れて行ったり、そこで友達に紹介したりもしました。ただ、古い友人には紹介できませんでしたね。元カレのことを知っていたし、みんな反対もしていましたので。。
そうこうしているうちに、私の1年のアメリカ留学が決まりました。そのタイミングで、またしばらく会えなくなるかも知れないので、今度は私が彼に会いに韓国へ遊びに行きました。私は彼との恋愛を続けられるか不安になったりもしたんですが、彼は「大丈夫だよ、今までも続けてこられたし」と言って、お揃いの指輪を買ってくれて、「これを持っていけば大丈夫だね」とか話して。それで私も、不安だけど1年間という期限があるし!と覚悟を決めて、彼も仕事の修行を頑張って、いっぱい稼ぐからね!という感じになりました。きっと大丈夫、二人の恋愛はすごい順調!そう思いながら、私はアメリカに渡りました。
印象に残っているえっち: 普段会えない分、いつも特別だった
私は、正直あんまりセックスは好きじゃないんですよね。なんというか、疲れるし(笑)でも、彼との時はいつも嬉しかったです。なにしろ遠距離恋愛で普段会えないので、そもそもセックスできるということ自体が特別なので。。
その中でも一番印象に残っているのは、カナダのスノボ旅行のモーテルの時ですね。私の滞在の最後の夜で、これでもうしばらく会えなくなるんだと思うと、それは盛り上がりますよね。少し変に聞こえるかも知れませんが、二人とも涙を流しながらしてました。会えなくなるんだなーって実感もあって。やっぱり、リアルに触れられるって大事です。それができないのは辛いなと思っていました。2ヶ月の留学の後、一旦日本に帰って、またカナダに来たけど2週間しかなくて。。
彼とのセックスで、ひとつ変わってるなーと感じたのは、彼は私に体を見られるのを恥ずかしがっていて、暗いほうが良いので、できるだけ明かりを消して欲しいといってました。そういうのって、普通は女性の方が言いそうなものですが、それを彼が言っていて。なんかかわいいなぁ〜と思いましたね(笑)
その後は、遠距離恋愛しながら会えたときだけセックスできるという感じだったので、回数自体あんまり無かったです。
小さなケンカ: 彼の大切な部分を傷つけてしまったかも?
お付き合いしている間、彼とは辛い思いでというのは無かったんですが、1つだけ小さなケンカというか、言い合いはありました。私がアメリカ留学に出発する直前に、彼との恋愛について急に不安になった時があったんですね。それで、ちょっと彼にわがままを言いたくなったんだと思うんですが、「遠距離やだ!もう無理!」的なことを言ってしまったんです。もちろん、私は本気で別れたいとかそういうつもりは全然なくて、、それまでも彼と衝突したことはなくて、遠距離なのでわがままも言いようが無いですし、彼を信じることしかできなかったですし。。そういうのが溜まって、少し困らせたくなったくらいの感じだったと思います。
そうしたら、彼は「いや、そっちが無理なんだったらさ・・」と、ちょっと一瞬ケンカみたいになってしまって。でも、そこまでシリアスにならずに、すぐに関係は復活した感じではありました。
私としては、これはちょっとしたことと思っていましたが、後から考えると、その時の言い方とかによって、彼を傷つけてしまっていたのかも、と思います。彼だって働き始めてなれてないことばかりで大変で、、これは邪推かもしれないですが、彼の家族や友達に「日本人と付き合ってる」と言った時に、私と同じようにネガティブな反応をされて、それでも頑張っていてという状況だったとしたら、そこに私があんな態度で接してきたとしたら、気持ちが落ち込んでしまっていたんじゃないかと。私が気持ちを正直に言うことも大事ではありますけど、彼が頑張っている中で、何か張り詰めている糸を切るような真似をしてしまったのかも知れません。
別れ: 「もう付き合えない」という一言のメッセージ
いよいよアメリカの留学生活が始まって、私はいっぱいいっぱいでした。寮生活で、ルームメイトも居るので、そんなに頻繁には彼とも連絡は取れなくて、でも相変わらず週1で電話したりしていました。
ところが、4ヶ月くらいした時に、パタリと連絡が取れなくなってしまったんです。私がメールを送っても帰ってこない。電話をしてもつながらない。「え、なに?」みたいな。悪い予感がする。事故?なにかに巻き込まれた?
そこから1〜2週間くらい連絡がなくて、私はずっと心配していたんですけど、突然彼からメールが来ました。そのメールには、「ごめん、君のことは本当に好きなんだけど、もう付き合えない。」とだけ書いてありました。
私はもう、何があったんだろうと。そこから電話もメールもしたけど何も帰ってこないし。。共通の友達から彼の近況を聞き出そうにも、カナダの留学仲間は既にそれぞれの国に帰ったりして散り散りになっていて知る由もない。友達に相談しようにも、古い友達に言えば「だから言ったじゃん!」とか言われそうだし、アメリカの新しい友人に振るにはいきなり重すぎる話題だし。。一人で抱え込むしかなくて、本当に取り残されたような気持ちになりました。
彼との恋愛は、本当にこれで終わりでした。何があったのか、今でも全くわかりません。周囲からの反対があったのか、彼に好きな人ができたのか、親から誰か「この人と結婚しろ」と言われたのか、色々想像はしましたが、わかりません。これは本当に辛くって、どんな理由であれ、何が原因だったかは言ってほしかったなと思います。
と同時に、私自身が、前の彼氏にしてしまったことが、今度は自分に起こったんだなと思って、自業自得というか、そんな感覚もありました。
そんなわけで、こんなにテンションが落ちたまま、この先の留学生活動しようみたいな感じでした。本当にショックで、もう一生恋愛は無理!とも思いました。その時は、これが私の最後の、本当の恋だと本気で思っていたので(笑)。
誰にも辛いことを共有できないまま、夜に誰も居ない広ーいキャンパスでわーっと泣いたり、とぼとぼと暗いキャンパスを練り歩いて、どうしようという感じでまた泣いたり。とにかく抱え込むしか無かったです。ただ、勉学もめちゃくちゃ忙しくはあったので、それをがむしゃらに頑張って気を紛らわせる感じもありましたが。でも、心臓がいたいってこういうことなのかなっていうくらいショックで。。A whole new worldから一気に地に落とされたような気分でした。
その後、アメリカにいる間は新しい出会いはなくて、留学を終えて日本に帰ってきました。
その後: 大人になった私 – 後日談
彼との恋愛は、まだ私が子供だったんだな、と思うところがけっこうあります。恐らく、双方の文化的な違いや、長い間続けていくために根本的にわかり合えないといけない部分に気付けていなかったと思います。留学は終りが見えていたけど、その後どうやったら一緒に居られるのか。実際に一緒になるまでには果てしない時間がかかったと思いますし、本当にそれで良いのか考えたり、具体的にどう実現していくのかまでは全然踏み込めていなかった。まぁでもそれは、まだ自分の力で生活していない、現実的な部分を見れていない学生に求めるのは無理がありますよね。国際恋愛で、しかも遠距離の難しさ。そばに居るっていうのは大事なことだったんだな、と知りました。
そして、落ち込みから回復するには、時間が解決してくれるか、次の人と出会う以外にないんじゃないかなと思います。今、A whole New worldを聞くと色々思い出しますし、この恋愛を振り返れますが、辛くはなくて、色んなことが若かったからだなと思うし、それでも楽しかったなと、心から思います。青春の恋愛でした。人を好きになるのって、「この人で最後」とか、「この人じゃないと」って思うこともあると思います。それ自体はステキなことなんですが、それでも人は変わっていくので、その時にしかできなかった恋愛を、全部大事に思い出として取っておけばよいのかなぁと、今は思うんです。
最後に、この韓国人の彼とは少しだけ後日談があります。東日本大震災の時に、ずーーーっとその連絡がなかった彼から、大丈夫?って一言メッセージが来たんです。その時、私はもう別の男性とデートを重ねているタイミングでもあって、「えっ」って感じだったんですが、もう彼に返事は返しませんでした。もう良いかなと思って。というか、ずっと連絡もくれなかったので、どういう心境なんだろうと(笑)震災でわたしのことを心配するくらいには、彼も私のことを想ってくれていたのかなというのは多少嬉しくはありました。ただ、もしここで私がメッセージを返して、もう一度気持ちが戻ったりするのもどうなのかなと。これはきっと、私がもう子供ではなく、大人になったということなんですかね。学生のままだったら、喜んで返事をしていたかも知れません。大人になった私は、もう返事をしませんでした。
それでも彼との恋愛に後悔はなくて、特別な思い出として私の中に残っています。
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