地元と東京、2人の彼氏 – 15歳年上イケオジとの「未来を約束しない関係」:ほのかさん(女性・20代後半)

こんなお話しです

・地元に結婚を意識してお付き合いしている大好きな彼氏あり
・でも、恋愛体質と性欲のせいで東京でイケオジと体の関係 → 恋仲に
・地元の彼への気持ちも変わらないけど、イケオジの影響が強くて・・

プロフィール

ご本人女性20代後半ほのかさん
・独身 会社員
・広告業界で経験を積み、最近始めての転職を経験
・大学までは地方都市で、就職を期に大好きな東京へ
・恋愛体質 & 生理前後で異常に性欲が高まる体質
お相手男性40代前半・たぶん既婚? 会社員
・同じく広告業界で、実績多数のベテラン
・昔は絶対モテたよね的な顔。イケオジ。お酒強い。
・おだやかで落ち着いた雰囲気
・本人は言わないけどたぶん既婚。いや絶対既婚。
期間5ヶ月〜現在もお付き合い中
※お付き合いしていた当時の年齢です。
目次

地元と東京、2人の彼氏 – 15歳年上イケオジとの「未来を約束しない関係」:ほのかさん(女性・20代後半)

結婚も見据えている地元の彼氏と、私の恋愛体質

私は10代の頃から恋愛体質で、彼氏が居ても他に好きな人や気になる人ができるタイプでした。といっても、当時は体の関係を持ってしまうようなことはなくて、チャットしたり電話したりするくらいで、浮気というほど重い感じでもありませんでした。

今の地元の彼と付き合う前も何人か彼氏はできたんですが、あんまり合う人は居なくて、割とすぐにわかれちゃってました。中にはキスすると唇が痒くなったりして、もう遺伝子レベルで合わないんだなみたいな人もいたりして(笑)

でも、大学生時代から付き合い始めた今彼は好きなものも一緒だし、尊敬できるし、私が一目惚れした相手で・・一緒に居ても楽しいし、顔も好きだし、話も面白いし、浮気癖とか浪費癖も無くて、もう殆ど完璧と言って良いくらいで。私は近い将来、彼と結婚したいなと思ってます。

彼は出身が同じで、今は地元で社会人になっています。一方で私はずっと行きたかった東京で就職したので、そこから遠距離恋愛になりました。そこで私の恋愛体質が出ちゃうことになるんですが・・もちろん離れていても彼のことは大好きだし、結婚したい気持ちにも全く変わりはないんです。でも、社会人になってから慣れない仕事が大変だったり、うまく行かなくて落ち込んだ時とかに、ますます男性に助けを求めるようになった気がします。他の人は運動したり趣味に没頭したりしてそういうストレスを解消するんだろうけど、私の場合は人に頼って解決しちゃいがちなんです。男性に相談に乗ってもらって、その人のことを好きになっちゃうし、そのドキドキで解決しちゃうような。そんな感じで、東京に来てから地元の彼氏と別に体の関係を持った人は、数人いました。精神的なドキドキから入って、抱かれても良いと思ってしまうんですよね。それも、仕事での落ち込み具合によって、その時の相手への入れ込み度合いも変わっていたように思います。

出会い: 15歳年上イケオジ、「東京の彼氏」に

ちょうど1年前になるんですが、知り合いからミュージックバーでの飲み会に誘われて、参加しました。ちょっと業界飲み的な雰囲気だったので、仕事の関係者と繋がりたいなと思って行った感じでした。立食パーティだったんですが、その時にたまたま同じテーブルでおじさんと一緒になりました。最初の印象としては、本当に普通におじさんって感じでした。ただ、業界が一緒だし、色々経験もしてる人なので、色々教えてくれるかもなと思って、連絡先を交換しました。広告業特有かもしれないですが、この界隈の人達って年齢がそこそこ行ってても、「俺まだまだいけるぜ」みたいな遊んでそうな人が多いんですが、彼からは全く下心を感じられなくて、警戒心が解かれるような感じはありました。それが初めの大きな印象でした。それから、彼はいかにも若い頃イケメンでモテたんだろうなという顔立ちで、私はどっちかというと塩顔が好きなので、全然タイプでもなくて(笑) 15歳も離れてるし、何かあると想像もしないような感じでした。一応、その日の帰りに私がそこそこ酔ってたので、彼から「大丈夫?帰れた?」みたいな連絡はくれました。業務連絡的な(笑)

それで、それから4ヶ月くらいは殆ど彼とは連絡もとってなかったんですが、ある時に会社で先輩たちがごっそりやめていったタイミングがあったのと、私は部署異動もあって、もう色々パニックってなって、めちゃくちゃ落ち込んだんですね。その時に、彼に話を聞いてもらうようになりました。一緒にご飯に行って愚痴を聞いてもらって・・だんだん会う回数も増えてきて。ただ、彼は一線を超えてこないし、私も彼とどうこうなろうとは思ってなくて純粋に相談してたので、それからまた4ヶ月はただの飯友的な関係でした。

そこから付き合うことになったのは・・私の下心でしたかね。。(笑) ある時、いつもどおりご飯に行って、普通に帰ろうとなったんですが、もう終電が行ってしまっていて、、でも翌日2人とも仕事だし、彼がタクシーで私の最寄り駅まで送ってくれることになりました。私はその日、仕事がうまくいっていて楽しくて、お酒も入って、ちょっとハイになってたんだと思います。それで、彼と雑談してた流れで、冗談交じりで「そういえば私の最寄駅の近くって、ラブホテル無いんだよね〜」という話をしちゃったんです。別に行きたかったわけでもないのに、なんで言っちゃったのか・・それでタクシーの中で腕を組んじゃって、そんなの彼としては「ん?誘ってる?」って思うじゃないですか。その時点でも私の中では、明日仕事だし年も離れてるしラブホもないし、まぁないだろう、彼はそのままタクシーで帰るだろうと思ってました。でも、私の最寄り駅についたら一緒に降りてきたんです。それで、近くの漫画喫茶に行って・・ほんとに良くないんですが、その漫画喫茶ではじめてしちゃいました。自分も明確には望んでなかったんだけど成り行きでそうなって、、彼的にもなんでこうなったんだろうって感じだったと思います(笑) ただ、その時に私は全然嫌な感じがしなくて、むしろすごい楽しくて、彼とまたしたいなって思ったんです。

体の関係から生まれた恋愛感情:辛い別れも意識

それをキッカケに、えっちも込みで仕事の愚痴も聞いてくれて、私はどんどん彼のことを好きになっていきました。彼は、先に私が彼を好きになったからえっちしたと思っているらしくて、「どのタイミングで俺のこと好きになったの?」と聞いてくるんですが、これは精神的なドキドキよりも先に、完全に体の関係を持ってから好きになりました。

私は思ったことをすぐに言っちゃうタイプなので、好きになったので彼には「好き」と言いました。かれもだんだんそれにつられてテンションが上っていったんだろうなと思いますが、私に「好き」と言ってくれるようになりました。

言ってくれたときは「やっと言ったか!」というのと、嬉しいという気持ちも湧いてきたんですが、、私は彼氏がいることを伝えていたし、彼は言ってくれないんですが恐らく既婚者だと思うので、かなり複雑な気持ちになりました。勝手なんですが、彼から「好き」って言われることはあんまり期待してなかったんです。私は彼との関係をできるだけ長く続けたいと思っていて、そのためには多分居るであろう奥さんとかにバレずにやってほしいと思ってるんです。別に家族を捨てて私のところに来てとかいうつもりもないし、とにかく彼が私の話を聞いてくれて、えっちしてくれるのを続けて欲しいという想いでした。なので、「好き」と言われるのがだんだんしんどくなってきたんですね。あるときなんかは、生理の影響もあって情緒不安定になってて、彼とセックスしてる最中に泣いちゃったりもして・・。好きって言われて嬉しいんだけど、もっと言われると私が真に受けちゃって、もっともっと彼のことを好きになってしまって、未来がある関係でもないのに、お別れする時に辛くなってしまうとも思いました。

なので、彼には「もう好きって言わないで」って泣きながらお願いしました。私は言うんですけどね(笑) 彼は年上だし、私に対しては体目的もあるよねと考えています。私はまだ若いし精神的に頼る部分も大きくて、そんな性格なので好きになりすぎると苦しいのは自分だなと思ってて、、彼も私が離れたら寂しいと思ってくれるとは思うけど、私のほうが辛い度合いが高いんだろうなと。なので、「好きって言わないで」って伝えました。

楽しかった思い出: 中華街でなんにも我慢せずに彼と最高の時間を

実は私は普段から日記を付けてるんですが、彼との楽しすぎた思い出は書かないようにしているんです。お別れすることになった時に見てしまうと、多分辛くなりすぎてしまうから・・。なので、あんまり細かくはお話しできないんですが(笑) 

付き合うようになってから、もちろん遊びに行くことも増えたんですが、彼は既婚者(のはず)なので、土日は基本的に出れないと思ってたんですね。でもある時に、彼の方から誘ってくれたんです。どこか遊びに行きたいね〜と彼が言い出して、私は半信半疑だったんですけど、行動に移してくれました。その日は朝から横浜の中華街に行きました。あいにくのものすごい台風で(笑) 朝早くから行ったんですが、全然お客さんも居なくて、お昼くらいになったら少しは増えてきましたけど、普段に比べると全然いなかったと思います。彼と相合い傘しながら食べ歩きするんですが、もうズブ濡れで(笑) ブーツで行ったんですけど、その中までビショビショになるくらい。でも、彼も無理して予定を空けてくれて、むちゃしてくれたのも嬉しいし、ズブ濡れになったのも「良い思い出だね」って笑い合えて、台風って最悪の天気だったけど、本当に楽しかったなぁ。それに、その頃はダイエットしてたけど、その日だけは好きなものをいっぱい食べて、途中でホテルにも行ってカラオケしてえっちして、彼がずっと一緒に居てくれて、、タイトルを付けるなら「久しぶりに一切我慢しない日」でした。最後は大きな観覧車に乗って、解散しました。

印象に残ってるえっち: 彼を自分のものにできる幸せな瞬間

彼とは体の相性が良いなと思ってます。大きさとか、性愛への度合いとか。。彼は年の割には私の性欲にもついてこれるし、セックスは上手だと思います。昔から遊んでたからかなぁ。

さっき言ったとおり、最初は漫画喫茶でした。で、その次も漫画喫茶でした(笑) その時は私から誘いました。飲みに行った後に・・。

3回目は彼から「ご飯行こう」って誘ってくれて、その時はちゃんとホテルでしました。彼から誘ってくれて、ちゃんとしたところでできて、精神的にも嬉しくて、一番印象に残ってますね。

不思議なのは、初めてしてから何度もしてて、それで何ヶ月も経ってるんですが、彼とのセックスは全然飽きないんですよね。別に潮を吹かせてくるとかそういうテクがあるわけでもないし、変なプレイをするわけでもないんですが、、とにかく優しくて、イヤなことは絶対にしないです。飽きない他の要素としては、多分その人が私の中では高嶺の花みたいな存在だからかもしれません。都会出身で、若い頃は絶対モテた人だなというのもあって、年はずっと上だけど、憧れみたいな存在なんだと思います。その人が、セックス中だけは手に入った感じがするんです。普段話してて、知識も経験もあるしすごいなと思う。私はこの人には到底届かないし手に入らないんだろうなというのを感じている。でも、セックスの間は物理的に体に入ったと思える瞬間だから、飽きないのかもしれません。

一方で彼からひとつ気付かされたのは、これはあくまでも刹那的な快感なんだっていうことです。ある時、彼に「1年後も連絡取ってるかなぁ」って言ったら、「それはわかんないよ〜、俺死んでるかもしれないし」って笑って言ったんです。きっと、未来が想像できなくて、目の前の瞬間が楽しいもの、ということなんですよね。彼からも、「未来を約束する関係じゃない」とも言われたし、私はそれを悲しい気持ちもなく淡々と受け入れています。

辛かった思い出: 自分が彼のタイプじゃないことに対する引け目

厳密に彼の振る舞いに対して辛いと思ったことは無いです。最初から彼の状況、家庭があるんだろうなというのを察した上で私が近づいたわけで、私が初めたことだから、それに対して彼はよく応えてくれてるなと思ってます。土日に会えないとか、連絡しても返信が遅いとかはあるけど、精一杯やってくれてるんだろうなと思っています。だから、彼に対してなんでこれをしてくれないのとか、もっとして欲しいとかは今のところ思ってんたくて、満たされない部分での辛さは無いです。

それでも辛いって思う時は、基本的に自分自身の問題かなと。直近は転職活動をしてたんですが、そういうのや生理前後の急激な性欲の高まりとか、そういうので勝手に不安になって、彼に対して疑心暗鬼になってしまう。毎日泣けてきちゃったり、彼に対してなんで返信くれないのって思ったり。彼は一貫した態度を取ってくれてるのに、こっちが不安定になっているということは何度もあります。別のことの不安が彼に向かっちゃっただけみたいな。

あと、彼はどっちかというとギャルっぽくて派手な子が好きなんですが、私はそういう派手さもなくてギャルでもないから、引け目に感じてる部分もあります。「彼のタイプじゃないのに、なんで付き合えてるんだろう?」と。それはきっと、今このタイミングで出会えたからなんだろうなと思います。彼が全盛期だったら見向きもされてなかったんだろうなと。見た目が彼のタイプじゃないのはコンプレックスで、辛い気持ちになったりします。

それから、元々付き合ってる地元の彼氏とは変わらずやりとりしています。引き続き結婚したいと思ってるし、おはようからおやすみまでずっとLINEしてます。ただ、それについても東京の彼の影響があって・・これまではもし東京で他の人と関係を持っちゃっても、地元に行けば100%彼氏の頭に切り替わっていて、上手にスイッチできてたんですが、今の東京の彼は自分の中で特に影響度が高くて、、地元に帰った時も、自分の中では今までのように切り替わってくれないんです。地元の彼氏はやっぱり大好きだし、その彼に何かを悟られるようなことはないと思うんですが、地元にいる間もずっと東京の彼のことが頭に残っていて・・あ、これは自分まずいなと思って、危機感を覚えました。

この先の彼との関係: いつかは・・でも今は・・

そんな風にしっかりと私の中に存在が刻まれた東京の彼ですが、いつかはお別れが来ます。ただ、それがいつになるのかは、今はまだわからないです。。ぶっちゃけ、別れるのに良いタイミングはあったんです。勤めていた会社の業績が悪化して、転職を余儀なくされた時に、ここで地元に返って仕事をして、地元の彼氏と同棲して、そのまま結婚を、とも考えたんです。これなら、東京の彼とも「仕方なく」離れるなと思ったんですが・・。私はやっぱり東京という街が好きだし、ここで働くことを目指して大学も頑張ってきたので、そんなにすぐ東京から出るっていう決断はできなかったです。仕事がつらかった時期も、地元に帰ろうと思ったことは一度もなかった。それでここまでやってきたんです。そういう未練があって、転職先も結局は東京の会社にしてしまいました。そうして東京に残る選択をした時、めちゃめちゃ気持ちが楽になりました。東京にいられて嬉しい!と。

ただ、そこに東京の彼の影響が全く無かったかというと・・ちょっとわからないです。正直、いま彼と別れるのはめちゃくちゃしんどいです。彼と別れなくちゃいけないと考えると、別れたくない。良くないなと思うのは、もしかしたら「東京に彼が居るから、地元に帰りたくない」ってなっちゃうんじゃないかと思って・・。

その彼には、転職を期に地元に帰ろうかと考えてるというのを一度言ったんですね。そうしたら、大人な彼は「結婚も良いんじゃない?タイミング的にも」って言ってくれて・・私の選択肢を尊重してくれたんです。「もし俺が東京に居てって言ったら、怖いでしょ?」とも言われました。彼的には、引き止める自分は嫌なんだろうなと思います。確かに私も、それを言われたら嬉しいとは思うだろうけど、彼を見る目が変わってしまうかもしれません。今の関係がベストだと思っているので、そういうところで一線を越えるというか、ルール違反でしょという風になってしまうかもです。

こんなお話は周囲に理解されにくくて、中々共有できないですし、明確な答えも無いんですが・・同じような境遇の方に共感いただけたり、違った形の恋愛をされているかたにもご参考になったら嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次