大好きな彼氏のため借金まみれでデリヘルへ – 嘘と騙されと少しの良心:カレンさん(女性・30代後半)

こんなお話しです

・海外勤務でバリキャリなカレンさんに念願の彼氏
・その彼氏の借金の肩代わりをお願いされて、つい・・
・現在はデリヘルをやりながら借金返済中

プロフィール

ご本人女性30代後半カレンさん
・独身、長年海外勤務していた国際派
・長身 / エキゾチックな雰囲気でモデル経験あり
・現在は国内で法律関係の仕事に携わる
・更に、借金返済のためにAVやデリヘルを掛け持ち
お相手男性30代前半・独身、マッチングアプリで知り合った男性
・ジム / 日サロ通いの細マッチョなスポーツマン
・でも意外と病弱な体質
・投資に失敗して大きな借金を作ってしまう
期間3年
※お付き合いしていた当時の年齢です。
目次

別れたがる彼女を「応援する」?! – 相手ファーストの恋愛:かずきさん(男性・20代前半)

出会い: クセつよなお相手の中で数少ない「まともな人」

私は30代の殆どを海外で過ごしていました。当時は日本人女性が海外で働くのがちょっと流行っていて、給与そこそこで安く生活ができるということで、人気があったんです。それで色々経験ができて良かったんですが、帰ってこようと思った理由がありました。それは、年に数回帰国する度に、両親が年老いていっているのを見て、側に居てあげなきゃ!と思ったからなんです。毎日顔を合わせていれば気にならないかも知れませんが、たまに会うと目に見えて老いていってるのを痛感するんですよね。なので帰国して、一緒に住んではいないんですが、何かあったらすぐ駆けつけられるようにしています。

仕事もしばらく派遣をやったりでバタバタしたんですが、そのうち運良く正社員の仕事に就けて落ち着いてきて、ただ出会いが全く無いのでマッチングアプリや結婚相談所とかをやってたんですね。もう30代後半だし、結婚したいなと思って。

相談所の方で紹介されてきた方々って、正直クセが強すぎて受け入れられなかったです(笑) そこは年収がある程度ないと入れないという条件付きの相談所だったんですが、学歴もあって、ちゃんと働いてて、そこそこ稼いでるのに結婚できてない人って、やっぱりなんかあるんですよね。最初は私も深く考えずに「経済的に余裕がある人が良いな」と思って入ったんですが、本当に変わった人が多かったです。話しててもずーっとアゴいじってる人とか・・気持ち悪いなぁ〜みたいな。あと、私は過去にモデルしてた経験もあって、ファッションに気を使える人が好きになりやすいんです。

そんな中で、あるアプリで出会った彼はちゃんと見た目に気を使っててオシャレで、最初にお食事に行った時には手土産をくれたり、投資会社に勤めてシッカリ稼いでいるらしくて、ちゃんとしてる人だなという印象でした。それで、3ヶ月くらい彼とほぼ毎日チャットして、たまに会ったりしてたんですが、彼の方から「付き合わない?」って誘ってくれたんです。私は、「次に付き合う人とは結婚前提でって考えてるけど」って伝えたら、彼は「いいよ」と言ったので、OKしました。

ちなみに、この時はまだ彼とはえっちしてなかったです。実は私ってすごく奥手で、恋愛に発展するまでに時間が掛かるのと、恋愛になる前にセックスしちゃうことって殆どないんですね。まぁ押しには弱いので、強く押されたら流されちゃうかもですが。。

楽しかった思い出: 初めて浴衣を着ていった花火大会

付き合い始めてからも、あまり頻繁には会えませんでした。なんなら月1回の時もありましたし。彼はそんなに遠くに住んでるわけではなかったんですが、、うーん、今考えるとまぁ、なにかあったのかも・・私以外にも相手がいるとか、家族が居るとか、ちょっと騙されてたのかもと思ったりもします。

そんな彼との3年間の思い出で特に印象に残ってるのは、付き合い始めの頃に生まれて初めて浴衣を来て、二人で花火大会に行ったことですね。彼の方から「花火行かない?」って誘ってくれて。私が20代後半くらいの時に母が浴衣を買ってくれていたんですが、結局一度も袖を通すこと無くずっと持っていて、その時にやっと引っ張り出してきたんです。もちろん自分で着付けはできないから、お店に行って着付けと髪のスタイリングをしてもらいました。

花火大会は郊外で、電車で行って彼と駅で待ち合わせて、タクシーで会場まで行きました。彼は会って一言目に「きれいだね」って言ってくれて、すごく嬉しかったですね。会場はめちゃくちゃ混んでたんですが、彼が観覧席のチケットを抑えててくれたので、コンビニとか屋台で買い込んで、ゆったりと座って見れました。

他にも浅草に行ったり、彼との楽しい時間が1年くらい続きました。

印象に残っているえっち:  下手だった彼 – 今なら教えてあげたい

彼とは付き合ってから4ヶ月くらい経って、はじめてセックスしました。彼はあまりそっちの方に興味がある人ではなかったんですよね。人並みに性欲はあるけど、オナニーしたら満足的な。それでも初めてしたのは、彼が私のうちをちょっと見てみたいっていうことで、遊びに来たときでした。まぁそういう雰囲気になって、流れでという感じで。

彼はなんというか、テクニックが無いというか、SEXはめっちゃ下手でした。当時はまだ私はAVもデリヘルもやってなかったので、そんなに気にしてなかったし、まぁそれはそれでって思ってたんですが、色々経験した今の私なら、「下手すぎるから私が教えてあげるわ!」ってなると思います(笑)

彼自信もその辺は多少自覚があるみたいで、急におもちゃ買いに行こうと言い出したんですね。それで、バイブとかおもちゃを使ってみて。私もおもちゃは初めてだったので「おー、すごい振動だな」みたいな(笑) 新しい気持ちよさって感じでした。

彼とのセックスは必ず私の家に遊びに来るタイミングでした。というか、それ以外で会う時は全然無かったです。彼は実家暮らしで母親の具合も悪かったので、、後に亡くなってしまうんですが、遊びに行けませんでした。

辛かった思い出: 彼の言葉を信じて大きな借金が・・!

付き合って2年目くらいからなんですが、彼とのお金問題が一番辛かったです。後から考えると色々おかしいだろって自分で突っ込めるんですが、当時は結婚しても良いと思えるくらい彼のことが好きだったので、盲目になってしまっていました。。

最初の借金は、時計を買うためのローンでした。彼はほしい時計があるんだけど、与信が通らなくてローンが組めなかったらしいんですね。いや、もうこの時点で色々疑い始めるべきなんですが、私は彼のために私名義でローンを組んで、それを彼から毎月受け取るという形で、肩代わりしてあげたんです。それからしばらくはちゃんと返してくれてたんですが、ある時から滞るようになってしまいました。

彼は仕事も元々の投資会社から、引き抜かれて小さな不動産屋に代わって、特にその頃からおかしくなっていったんですが、滞っているのを指摘すると、「俺も人に貸してて、それが帰ってこなくなったから返せない」とかで、どうも闇金とかで借りちゃってて「そちらを先に返さないとヤバい人たちに連れてかれちゃう」と言うんですね。それを聞いて心配になった私は、「いくらあれば大丈夫なの?」って聞いて、その額をカードでキャッシングして彼に貸しちゃったり。。

他には、「投資でいついつまでに何%リターンがあって、返せるから」と言われたものを鵜呑みにして、貸してしまったものもありました。本当に甘かったんですが、詳しく突っ込んでなかったんですよね。今思うとこれも彼の嘘だったのか、あるいは彼自体がカモにされていたのかわからないんですが、とにかくもっと深く考えるべきでした。。

それで、そのうち私も首が回らなくなってくると、私名義の借金は当然私に催促の連絡が全部来るわけで、それがめちゃくちゃ辛かったです。彼の方はローンを組むどころか銀行口座を作ることすらできなくなるくらいガチャガチャになってるようで、そうこうしているうちに仕事のために博多に引っ越していきました。それがお付き合いして3年目の初め頃でした。

最終的に借金はかなりの額に膨れ上がってしまって、、とても恥ずかしい話なんですが、時計のローンは私の両親にお金を私が借りる形で、先に返してもらいました。その時に、彼は私の母に会って借用書を書いています。その効果かはわからないですが、一応彼は今でもちょっとずつ借金返済のためにお金を送り続けてくれています。ただ、その額も小さすぎるので、多分一生掛かっても返しきれないでしょうけども。。

なので、彼からは色々嘘をつかれたり騙されたりしたこともあったんでしょうけども、まるっきり悪人というわけでもないのかな〜なんて思ったりもしています。本当に根っからの悪い人だったら、飛んじゃったり音信不通になったりするんじゃないかと。

別れ: お金問題で疲れたので、バッサリと

そんなバタバタがあって借金をこさえて彼は博多に行ってしまって、そこからはチャットでやり取りするくらいしかなかったので、精神的にも物理的にも距離ができて、私の心はあっというまに離れていきました。とにかく人生で初めてのお金問題で疲れてしまって、あれだけ好きだった彼のことを、もう好きじゃなくなっていました。

ある時、そんな彼が東京に戻ることになったらしく、戻ったら私の家に一緒に住みたいって言い出したんですね。そんな虫のいい話があるかい!と思って(笑)「私はもう疲れたし、うちに引っ越してくるのは絶対ダメです。もう別れましょう。」と彼に伝えました。

彼も私に多額の借金をして返せないでいるわけですから、「無理だな」と思ったのか、特に食い下がることもなく、すんなりと了承してくれました。

ちなみに彼が帰京する頃にちょうどコロナになって、彼の経済状態はますます酷くなったようでした。ちょっとずつの返済もまるっきり返せない期間もしばらくありましたね。

借金返済のためにAVとデリヘルを – 健康第一

そんなことがあって、彼と別れてからは「もう結婚はいいや」と思ったりで、知り合った人とハプバーに連れて行かれて、そこが面白くてこの年にして初めて性に興味を持って、熟女のAV嬢やデリヘル嬢が居ることを知って、昼の仕事の傍ら、そちらの道にも入っていきました

ただ、AVの方はかなりの激戦区で、キレイな方も多いので、あまりたくさんは仕事がもらえなかったですね。演技力もあまりなかったので、それをレビューに書かれたりして(笑)合ってなかったのかな〜と。

一方で熟女デリヘルの方は、若い頃にデリヘルをやってた人が熟女になってから復活してやってる、いわゆるベテランさんが多いので、基本的なルールとか技とかを教えてくれずに現場に出ちゃったりするんですね。私みたいな素人でいきなり熟女デリヘルはレアなようでした。なので、勉強しなきゃ!と思って、業界経験者の方々と繋がって、色々と教わっています。

そんな感じで、昼職をしっかりやりながら、土日と時間が空いた平日はデリヘルをやって、ムリはしないように、でも頑張って働いています。しばらくはそうやって借金返済のためにやっていく予定ですが、全部返し終わったら、老後のために貯金したいですね(笑) 私は多分今後も結婚はしなくて子どもも産まないと思うし、、いや、良い人がいたらお付き合いしたいし、ずっとひとりでいるかわわかりませんが、まずは老後のためにちゃんとしたいと思っています。

今の私にとっての「良い人」は、「借金があって夜職もあるよ」って言っても、変な目で見たり引いたりしない人だな〜と思います。デリのお客さんとかにもガチ恋客みたいな人が居て、恋愛を求めてくる人も居るんですが、疲れるし、、正直一人のほうが気楽だと思っちゃってるので、またすぐに恋愛するのは難しいかもですね。

私はそもそもあまり情に厚くない方で(笑)あんまり人のことを好きになることもなくて、、彼との3年間のお付き合いは過去最長だったんですよね。その彼は肉体的には強いと思うんですが病気にかかりやすくて、コロナにもすぐ掛かってました。ケータイ代とかも払えて無くて、急に連絡が取れなくなって返済も止まったんですが、後で連絡が来て、「コロナで入院してましたごめんなさい」と。まぁそれは本当だったんだろうなと。恋バナの締めくくりとしては変かもしれませんが、やっぱり、健康が一番ですね!(笑)

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